【はじめに】
手術が無事に終わり、少しずつ体調が落ち着いてきました。
治療をしていく中でも、いつも悩んだのが「周囲への報告」です。
今回は、私がいつ、誰に、どんなことに気をつけて報告したか、
実体験をお話ししようと思います。
1、 報告する相手の「選び方」
私が報告したのは、主にこの3つのグループです。
- 家族(夫、高校生の子ども)
- 職場
- 大切な友人
特に迷うのが「友人」ですよね。
私の基準は「ずっと私の味方でいてくれるという信頼がある人」でした。
治療は長いです。どんな体調の時でも寄り添ってくれる、心から信頼できる人にだけ伝えました。
2、 伝えたタイミングと内容
相手によって、伝えるタイミングと情報の詳しさを変えました。
夫
「乳がんかもしれない」という初期段階から、分かっていることはすべて共有しました。
急に不安な気持ちが押し寄せてきた時も、そばにいてくれました。
子ども(高校生)
治療方針が決まってから。
あえて「まだ分からない」状態では伝えませんでした。
想像で不安を膨らませたくなかったので、完治までのロードマップが出てから詳しく話をしました。
戸惑ってはいましたが、「体調に気づかないこともあるから、こうして欲しいとか、具体的に言ってね」と、私よりも現実をみて話をしてくれたように思います。
しっかりと治療を頑張ろう。と決意できました。
職場
「乳がんかも」の時点で上司に相談。
その後、方針が決まってから同僚へ。
人伝に話が盛られて伝わるのを避けたかったので、自分の口で説明することを大切にしました。
職場にはじめに思うことは、「迷惑をかける」ということ。
でも話をすると、「迷惑なんて考えなくて良いから、自分のことを一番にね。体調が良い日は気晴らしに来るでも大丈夫だから!」と言ってくれる人ばかりで、仕事も辞めずに、人の気持ちに支えられてるなと感じました。
友人
治療方針が決まってから。やはり「分からない」という状態が一番不安にさせてしまうと思ったからです。
「体調が良くても悪くても、ハゲとかどうでもいいから。いつでも会いにいくからね。」
1人で頑張るんじゃないんだなと思えました。とても支えられました。
3、 伝え方の工夫
基本は対面、難しければ電話で伝えました。
- いつ分かったのか
- 検査の結果(ステージ)
- 完治までの治療の内容と予定
電話で伝える際は、「あらかじめメールなどで内容を伝えておく」という工夫をしました。
突然電話で伝えると、相手が驚いて無言になってしまうことがあります。
顔が見えない電話だと、その沈黙に私自身も困ってしまうので、先に情報を入れておくことで落ち着いて話ができるようにしました。
そして最後は必ず、「治療を頑張るから応援してね!」と言葉を添えました。
私が前向きに伝えると、相手も前向きに返してくれます。
そのポジティブなやり取りが、私自身の不安を吹き飛ばす力になりました。
4、 伝えてみて感じたこと
結果として、伝えて本当に良かったです。
素直に心配してもらえるのは純粋に嬉しかったですし、治療予定を伝えていたおかげで、治療の区切りに連絡をくれる友人もいました。
「この治療が終わったら、あのお店にご飯に行こう!」という楽しみができ、副作用が辛い時期も未来に希望を持てました。
また、人に説明することで自分自身の治療への理解も深まりました。
説明できない部分は先生に質問し、具体的な回答をもらうことで、さらに納得感を持って治療に挑めるようになったと感じています。
5、 これから報告する方へ
ここまで書きましたが、「言いたくない人には、言わなくていい」と私は思います。
報告すること自体がストレスになってはいけません。
何より大切なのは、あなたの気持ちです。
不安でいっぱいだと思います。
でも、治療を頑張るしかない。
それなら、しっかり理解して、前向きに挑んでいきませんか?
終わったら、今度は自分が大切な人を大切にする番です。
完治までは長い道のりですが、一緒に頑張りましょう!

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